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ピオフィ感想

ずっとピオフィオーレのことピオフィーレって呼んでて恥ずかしかったです(作文)というわけで前記事修正しました。

 

全エンドは見られてないもののとりあえずFINALまで見たので感想をここに記す。隠しルート含めめちゃくちゃネタバレありなのでお気をつけください。switch版プレイなのでswitch版での追加の話も無意識にするかもしれない。先に謝っておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ダンテ

王道というか、謎が解ける気持ちよさがあるルートでした。攻略順ちゃんと調べればよかったな……。

予想よりもはるかに優しい男だったのでウググ……となった。ダンテはリリィに何も告げずにいたかったんだと思うけど、このルートのリリィめちゃくちゃアグレッシブでカワヨ

あと第八の秘蹟、それええのん!?まあええか……フィクションやしな……

教国もV市国の別名と思ったけどそんなことはなかったし、がっつりあの宗教だとは思うけどなるべくぼかしてますよね多分。

にしても、昔から見つめてきた少女――不器用な男――みたいなのわたし大好きなのでダンテありがとう。あんた誇りある男だ。

ちなみにこれは当方のヘキなんですが酒に酔ったり風邪をひいたりして心情を吐露してしまうキャラがわたしは好きです。

 

ニコラ

一番最初に直感で選択肢選んだら行ったルートです。

これは欲を言えばなんですが、ロッビィのこと掘り下げてほしかったな……なんでニコラにだけああなん?もはやニコラのせいでは?(そう)

ロッビィ自身もともと危うい正義感を持っていたとは思うけど、ギルルートやFINALの時はそのへんをすごくうまく誘導して柔軟な男になっとるやん……なぁニコラ……。

それからニコラ・フランチェスカヒロイン説がある。大事な人を遺して死んだり大切な人を殺されたり誘拐されたりもうほんとニコラ・フランチェスカ。

彼の優男感は最初から信用してなかったんですが、それでもなんだか、心の柔らかいところを一度触れさせてくれたあとにプイと顔をそむけられると気になる存在になってしまう。お前はずるい男だ。好きです。

 

どうあがいても死

多分エロ担当おじさんですよね……?リリアーナ嬢による幼く見えるみたいな発言もありましたけど。いや、けっこう良好な関係での発言とはいえよく言ったなリリアーナ嬢!!優かしこ女なのにときどきえらい強えところ好きやでリリアーナ。

楊も怖かった?みたいな発言をしたら誑かされてぶっ殺されるルートのこと、BADかと思ってたんだけど、もしかしてGOODでした?どうしてBADでもGOODでもハーフハーフで死ぬ??なぜ????

まあそういうところも楊おじさんらしいや。このルートはBESTなら双子が死なないのがとてもよい。双子すきだ~遊んでくれ~(突然の死)

楊さんはルート入っても全然正義とかは無いところがブレなくていい。実はいい人、とかじゃなくて、こいつちゃんと生活してるなぁって感じるためのルートなのでは……?

楊がいるときリリィすぐ死ぬ気がするのでこわい。ただ楊が怖いぶんだけ双子が構ってくれるのでうれP。

 

オルロック

選択……自由……従属……思考……信仰……。

いやヤバないか。オルロックルート。フランス映画か。ギャング・逃走。イッツフランス映画。しらんけど。

しんどい。すごくしんどい。ぼくは……誤解によって悪しざまに言われるのが……めちゃ苦手……いや、でももちろんシナリオ的に意味のある描写なので何も言わぬ。悲しい。

オルロックは戦闘面ではめちゃくちゃ安心感があるんだけど、最強ゆえに立ちはだかりまくる試練に次ぐ試練よ。ルカも……すべてが手のひらからこぼれおちていくじゃん……。誰も彼もを殺せてしまうという悲劇……でもオルロックの側から見てるからウワァァァってなるけど老鼠の立場、ファルツォーネの立場からすればそれはそれでウワァァァってなる。

視座……我々は同じ場所に立つことはできない……ウウ……。

でもギルだけは八つ当たりやんね。許さん

 

ギルバート

好きなんだが!?!?!

オルロックルートのときの理不尽は許さんけど……。

光の男なのでどうせ途中で闇が漏れ出すんでしょと思ってたら全然そんなことなかった。シナリオは個人的にニコラ・フランチェスカに全部持っていかれた。

もうBESTエンドどころかshort storyもBEST後ストーリーもニコラ・フランチェスカのことを探してしまった。ギルがめちゃくちゃ男前なのに人気投票でリリアーナ嬢の下にいるのは多分ニコラ・フランチェスカのせい(???)

ギルバートはマフィアという生き方に誇りはあれど、いつかマフィアが衰退するときには違った形でファミリーを維持できそう。彼が話してるときの安心感がすごい。ブルローネマフィアの中で一番お兄ちゃん感がある。

それから、ヴィスコンティのBGMいちばんすきです。永遠に聞けるのでギル出ずっぱりでお願いします。わたしはBACCANO!のゴキゲンな戦闘BGMが大好きな女。

 

アンリ

カウンセリングルート。

ずっと陰気なおじさんのカウンセリングをしてたし多分今後も定期的に行われる

彼には彼の事情があったし、自分では止まれなくなっていたんだね……。

時々見る「悪役には同情すべき過去とか描写しない」の理論、ぼくは正直作品にマッチしてればどっちでもいい派なんですが、彼の場合はルートで分かれてて上手いなと思いました。シナリオ展開的に偶然そうなったのかもですけど。

アンリルートの場合、マフィアたちが暴いた過去すら「同情すべき過去」にはぬるいと思い知らされて、そこで純粋な悪役を脱する

一方で大団円の場合、過去はマフィアたちが暴く姉の事情にフォーカスされている。読み手は「事情はあれど彼自身に同情すべきところはない」程度におさまる

ここの分岐の選択肢、彼の人間性を発現させるかどうかみたいなところありますよね……。悪役には他人に揺すぶられる感情は必要ないみたいなところはあるかもしれない。

以上、知らんけど語りでした。

このルートの個人的な見どころは楊おじさんが教会に来るちょっとかわいいところですね。

 

全体的に、誰かを救えば誰かが死ぬってかんじで全員ハピハピとはいかないんですけど、選択に次ぐ選択ってかんじでよかったです。自由とは自らの意志で選択してゆくこと……

それぞれに立場があってがんじがらめだったりして、それは楊さんですら例外じゃないんだけど、おのおのが選んだ道を進んでいくのを応援したいと思います。なっ!ニコラフランチェスカ!😁

 

~おわり~

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